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ホイットカム第3回修復作業

「よみがえれボールドウィン実行委員会」 昨日はホイットカム第3回修復作業でした。

朝礼の後。作業位置までホイットカムの移動です。(全て写真をクリックするとポップアップして大きいサイズになります)

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▲2008年7月13日 沼田市根利  林業機械化センター  お楽しみを兼ねてギヤを前進位置、クランク棒を差し込み回転させます。クランクの回転に伴って車両は少しづづ前へ出て来ます。磁石発電機の弾ける音が印象的です(参考、第2回修復作業に「ホイットカム動く」と称し同様な動画があります)

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キャブ屋根の塗装剥離作業。 塗装の上に塗られたコールタールを除去する会員。電動グラインダーやディスクサンダーでは擦るたびにコールタールが溶け出し、ヤスリの目を詰まらせ発煙するばかり。結局、スクレーパーを使って、そぎ落とす人海戦術での除去作業となりました。

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下回りの鋳物製品は表面が凸凹していて電動工具が使いづらいためスクレーパーや布ヤスリを使って浮いた錆をそぎ落とす事に。前面ラジエターグリルやラジエター周囲の塗装を剥離していくと黄色が出現。時代により塗色を変えていた歴史を垣間見ることが出来ました。

結局、上回り、下回りとも最深部の塗色は濃い緑色が塗られていました。輸入当時の塗色かどうかは定かではありませんが、この色を基本に今後の修復を進める事としました。

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(左)外板。鉄板の黒皮の上に塗られていた濃い緑色。その上に薄い緑、さらに機械化センターに運ばれた際に塗られた赤錆止めに黒色と塗り重ねられていた。(右)ラジエター部。薄緑の上に黄色。その上に黒色が塗られていた。

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(左)キャブ内は若草色。(右)動力部分はブルーグレー。

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キャブ左側板の塗装を剥がして行くと何やら白い表記が浮かび上がる。

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濃緑色を落とすと鉄板表面処理の黒皮が出現。さらに落とすと鉄板地金が輝く。

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↑屋根端の歪みを修整。

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↑塗膜がしっかりしているボンネット裏は汚れを落とす事を主体にディスクサンダーで表面を磨く事に。黒色で塗られている表側はキャブ同様にグラインダーを併用し地金を出し錆止め下塗りを施します。塗装作業は会員による刷毛塗りです。

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錆止め塗装が完了のキャブ屋根(左)とボンネット(右)

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同、各パーツ類、どれがどの部分か解りますか?(左)台枠の一部も錆止め下塗り。

作業は会員の奮闘もあってかなり捗りました。結果今回の作業で塗装剥離作業はキャブ内側部分を残し概ね完了となりました。次回の修復日には錆止め下塗りを全て完了させる予定。また一部パーツ類は一回目の上塗りをする予定です。

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空には雲が湧き出し夕立の気配。ブルーシートで養生し次回の打ち合わせの後、今回の修復作業は終了となりました。

案の定、終了と同時に土砂降りの雨。しばし待機し小降りになるのを待つ事に。ヒンヤリした空気が辺りを包む林業機械化センター。雨の止み間に道路に上がり〆の一枚。

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今回も見学の方が数組お見えになりました。サンダー作業で手が痺れるなか各方面からの反響と期待の大きさに驚くとともに身が引き締まる思いの修復作業でした。

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今回の珍客。トンボ。修復作業を見に来たのだろうか、ブレーキレバーに止まってしばらくジッとしていました。

次回の修復日は8月17日(日)です。是非一度お越し下さい。

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